熊本は今、旅行に行ける?地震後の交通・観光地の状況【2026年9月】

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「10月から熊本旅行を考えているけれど、今行っても大丈夫なのかな」。7月の地震のあと、そう迷っている方も多いと思います。
この記事では、交通と主な観光地の「今」を、公式の発表をもとにまとめました。それぞれに確認した日付を書いています。
結論:新幹線・空港・九州道・熊本市内・阿蘇・人吉・天草は動いています。注意が必要なのは、在来線の宇土〜八代と、八代まわりの道路、日奈久温泉です。
揺れの強かった地域では、今も地震への注意が呼びかけられています。出発前に、下の公式ページで最新の情報を確かめてください。
まず知っておきたい:地震の今の状況
2026年7月28日、熊本県でマグニチュード7.1、最大震度7の地震が起きました。
気象庁によると、地震の数はふだんより多い状態が続いているものの、全体としてはゆるやかに減っています(9月15日発表)。
ただ、揺れの強かった地域では、最大震度5弱ほどの地震に引き続き注意が必要とされています。最新の発表は、気象庁の特設ページで確認できます。
https://www.jma.go.jp/jma/menu/20260728_kumamoto_jishin.html
🚄 交通の状況

九州新幹線:全線で運行中
止まっていた熊本〜新水俣が9月18日の始発から再開し、全線で走っています(9月18日時点)。
ただし一部の区間では速度を落として走るため、熊本より南は地震の前より時間が少しかかります。熊本日日新聞によると、増えるのは最大8分ほどです。
JR在来線:宇土〜八代は運転見合わせ中
鹿児島本線の宇土〜八代は、今も運転を見合わせています(9月22日時点)。代わりにバスが走っています。
八代市によると、代行バスは八代〜小川が片道約60分、小川〜宇土が約50分です。電車よりかなり時間がかかるので、この区間を通る方は余裕をもった計画を。
JR九州は、10月中旬ごろの運転再開を目指すと発表しています(8月27日発表)。日にちはまだ決まっていません。
肥薩おれんじ鉄道も、八代〜肥後田浦は運休中です。こちらも10月中旬ごろの全線再開を目指しています(9月1日発表)。
高速道路:九州道は全線通れる、一部で規制あり
九州自動車道は、8月14日から全線で一般の車が通れるようになりました。
ただ、宇城氷川スマートインター〜八代インターの間は、上下の車が片側ずつを使う「対面通行」が続いています(9月8日時点)。
南九州道の八代ジャンクション〜八代南インターは、今も通行止めです(9月9日時点)。水俣・芦北方面へ向かう方は気をつけてください。
熊本空港:ターミナルは通常営業
阿蘇くまもと空港は、8月3日の時点でターミナルは通常どおり。お店もすべて営業を再開しています。
9月に入ってからは、地震に関する新しいお知らせは出ていません(9月22日確認)。空港とホテルの情報は熊本空港近くのホテルまとめにもまとめています。
🏯 主な観光地・温泉地の状況

熊本市内:熊本城は8月13日から見学再開
熊本城は8月13日から見学が再開され、天守閣にも入れます。熊本県観光サイトによると、市電やバスも通常どおりです(8月26日時点)。
ただ、熊本城ミュージアムわくわく座と小泉八雲熊本旧居は休館中でした(8月26日時点)。行く前に各施設の案内をご確認ください。
なお、夏の「熊本城REVIVAL2026」の関連イベントや火の国まつりは中止になりました。ほかにも中止や延期になった催しがあるので、イベント目当ての方は開催を確かめてから予定を立ててください。城の周りの宿は熊本城近くのホテルでも紹介しています。
阿蘇:主な観光地も温泉も通常どおり

阿蘇市では、草千里ヶ浜、大観峰、阿蘇神社に地震の被害はなく、通常どおり観光できます。主な道路や、JR豊肥本線、高速・特急バスも通常どおりです(9月1日時点)。
内牧温泉などの宿も、通常どおり営業しています(9月1日時点)。
ひとつだけ注意を。阿蘇山は地震とは別に、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)です(9月1日から)。中岳第一火口からおおむね1kmの範囲には入れません。ドライブの計画は阿蘇の絶景ドライブも参考にどうぞ。
黒川温泉:営業中
黒川温泉観光旅館協同組合は8月11日付で、大きな被害は確認されておらず、7月29日から平常どおり営業していると案内しています。
それ以降の最新の状況は、黒川温泉の公式サイトで確認してください。
https://www.kurokawaonsen.or.jp/
人吉:くま川鉄道が全線再開

人吉市の観光施設や宿に大きな被害はなく、人吉温泉の旅館や銭湯も通常どおりです。球磨川くだりも営業しています(9月8日時点)。
くま川鉄道は9月20日、人吉温泉〜湯前の全線で運転を再開しました。2020年の豪雨から、約6年ぶりのことです。
天草:ほとんどの施設が通常どおり
上天草市では、主な道路に大きな被害はなく、通常どおり通れます。JR三角線の「A列車で行こう」や快速バスも運行中です(9月3日時点)。
温泉や宿もほとんどが通常どおりですが、一部の民宿などは休館しています。予約前に宿へ確認すると安心です。
日奈久温泉(八代市):多くの旅館が休業中
震源に近い八代市の日奈久温泉は、大きな被害を受けました。KAB熊本朝日放送によると、13軒の旅館のうち11軒が休業中です(8月28日時点)。
温泉を送る設備が壊れ、再開の見通しは立っていないと伝えられています。日奈久を考えている方は、宿に直接確認してください。
📋 ひと目でわかる状況表
| エリア/交通手段 | 状況 | 確認日 | 公式の確認先 |
|---|---|---|---|
| 九州新幹線 | 全線で運行(熊本より南は最大8分ほど遅め) | 9月18日 | JR九州 |
| JR鹿児島本線 宇土〜八代 | 運転見合わせ、代行バスあり(10月中旬ごろ再開目標) | 9月22日 | JR九州 |
| 肥薩おれんじ鉄道 八代〜肥後田浦 | 運休中(10月中旬ごろ再開目標) | 9月9日 | 肥薩おれんじ鉄道 |
| 九州自動車道 | 全線通行可、一部で対面通行 | 9月8日 | NEXCO西日本 |
| 南九州道 八代ジャンクション〜八代南 | 通行止め | 9月9日 | NEXCO西日本 |
| 阿蘇くまもと空港 | ターミナル通常営業 | 8月3日 | 空港公式サイト |
| 熊本市内・熊本城 | 見学できる、一部施設は休館 | 8月26日 | 熊本城公式サイト |
| 阿蘇(草千里・大観峰など) | 通常どおり、火口1km以内は立入禁止 | 9月1日 | 熊本県観光サイト/気象庁 |
| 黒川温泉 | 平常どおり営業 | 8月11日 | 黒川温泉公式サイト |
| 人吉・くま川鉄道 | 通常どおり、鉄道は全線再開 | 9月8日・20日 | 熊本県観光サイト/くま川鉄道 |
| 天草(上天草市) | ほぼ通常どおり、一部民宿は休館 | 9月3日 | 熊本県観光サイト |
| 日奈久温泉 | 多くの旅館が休業中 | 8月28日 | 各旅館 |
状況は日々変わります。出発の前日にもう一度、公式ページを見ておくと安心です。
- 熊本県の交通情報まとめ(道路・鉄道・バス・空港のリンク集):https://kumamoto.guide/important/detail/527
- JR九州の運行情報:https://www.jrkyushu.co.jp/trains/info/
- 高速道路(アイハイウェイ西日本):https://ihighway.jp/
- 阿蘇くまもと空港:https://www.kumamoto-airport.co.jp/
- 熊本城:https://castle.kumamoto-guide.jp/
🎒 行く前に準備しておきたいこと
- スマートフォンの充電器(持ち歩ける電池も)
- 泊まる宿の避難経路を、着いたら一度見ておく
- 移動の日は、時間に余裕をもたせる
- イベントや施設は、行く直前に開催・営業を確認
熊本県は、困ったときに相談できる24時間の多言語コールセンターも案内しています。
旅行に行くことが応援になる
地震のあと、熊本では宿のキャンセルが相次ぎました。被害のなかった地域の宿やお店にも、その影響が出ています。
熊本県も観光庁も、被害のなかった施設は営業していると案内しています。無理のない範囲で出かけて、泊まって、食べる。それが、いちばん身近な応援になります。
一方で、被災した地域ではまだ復旧が続いています。その地域には、地元の方の暮らしを優先する気持ちで向き合えたらと思います。
🏨 ふっこう割で泊まる
10月1日の宿泊分から、「九州ふっこう応援割」が始まります。熊本県の宿は60%OFF、上限は宿だけの予約で1人1泊2万円です。
- 熊本県の予約受付:9月15日10時から
- 対象の宿泊期間:10月1日〜12月25日
- 予算がなくなりしだい終了
楽天トラベルでは、熊本の最初のクーポンがすでになくなりました。じゃらんは9月22日の時点で「受付中」でした。
しくみや使い方は、九州ふっこう応援割のまとめ記事でくわしく書いています。
移動しやすい熊本市内の宿を、いくつか選びました。
空いている日をまとめて見たいときは、こちらのカレンダーが便利です。
同じ宿でも、予約サイトによって料金やクーポンの状況がちがいます。いくつか見くらべてみてください。
▼ 予約サイトで料金・空室を比較する
※クーポンの配布状況・適用条件は各予約サイトでご確認ください。
まとめ
新幹線、空港、九州道、そして熊本市内・阿蘇・人吉・天草の多くの宿と観光地は、今は動いています。
在来線の宇土〜八代、八代まわりの道路、日奈久温泉は、まだ注意が必要です。地震への注意も続いています。
出発前に公式の情報を確かめて、無理のない旅を。この記事も、新しい発表があれば更新していきます。
※この記事は2026年9月22日時点の公式発表・報道をもとに作成しています。カッコ内の日付は、その情報を確認した時点です。


